『空き家について』-③
2018-01-31
土地や建物といった不動産を所有していると、毎年固定資産税
が掛かってきますよね。
今回は空き家と固定資産税との関係についてのお話しです。
ご存知の方も多いと思いますが、土地の固定資産税は住宅等の
建物が建っていると、更地の場合と比較して1/6(1/3)に
に軽減されます。なので空き家の所有者は「壊すのも費用が掛
かるし、更地にしたら土地の固定資産税が跳ね上がるのでその
ままにしておこう・・」といった考えになりがちです。
確かにその通りなのですが、そういった思考も空き家の増加を
招く一つの要因と考えられるため、「倒壊の恐れや著しく不衛
生な空き家の敷地(土地)については、更地と同額の固定資産
税を払ってもらいますよ!」といった法律が制定されました。
(※空き家対策特別措置法 平成27年施行)
この法により、上記のような考え方(更地にすると土地の固定
資産税が上がるので壊さずそのままにしておこう)が通用しな
くなってきました!
では、空き家特別措置法とは何なの?
これについては次回お話させていただきます!